脳神経の覚え方
言語聴覚士の勉強をすすめていくうえで、
脳神経の理解
は非常に重要です。
例えば
顔面神経麻痺
中枢性と末梢性に分かれていますが、
この名の通り
顔面神経が麻痺することで起こるものです。
ややこしいと言われている、
中枢性、末梢性などの
理解を深めていくよりも
まずは顔面神経とは何かというところから
理解していく必要があります。
そして、
この顔面神経とは
12対ある脳神経の内の1つです。
学生さんはもちろん、
今から学校入学を考えてる方でも、
脳神経とはどんなものか、
何があるのか、
くらいは理解しておいて良いと思います!
ではまず、、
脳神経とは
脳神経
12対の神経からなる脳神経は、
脳から直接、頭・首・体幹などの
さまざまな部位へと伸びています。
視覚、聴覚、味覚などを担う脳神経と、
顔の筋肉や腺を制御する働きを担う脳神経があります。
Ⅰ 嗅神経
Ⅱ 視神経
Ⅲ 動眼神経
Ⅳ 滑車神経
Ⅴ 三叉神経
Ⅳ 外転神経
Ⅻ 顔面神経
Ⅷ 内耳神経
Ⅸ 舌咽神経
Ⅹ 迷走神経
ⅺ 副神経
ⅻ 舌下神経
覚え方
内容に関しては
また詳細に書かせていただくとして、
とりあえず
この脳神経の
「順番、名前」
を覚えておくことが
非常に重要です!
知識としては勿論ですが、
国家試験問題として、
ほぼ毎年一回は
この、「順番、名前」
を覚えておくだけで
解ける問題が1〜2問はあるからです!!
ただ覚えるだけですよ?
考える必要はありません。
これで貴重な1〜2点はゲットです!!
覚え方に関しては色々とあるみたいなのですが、
一番リズムよく、自分なりに解釈しやすい覚え方を紹介します。
『嗅いで(嗅神経)みる(視神経)、動く(動眼神経)滑車(滑車)の蜜(三叉神経)の外(外転神経)、顔(顔面神経)・耳(内耳神経)・舌(舌咽神経)は迷う(迷走神経)副(副神経)舌(舌下神経)』
読み方
『かいでみる、うごくかっしゃのみつのそと、かお・みみ・したはまようふくぜつ』
いかがでしょう?
私は学生時代これを
すきあれば唱えていました。
おかげで割とすぐに覚えることができ、
学内の定期テストや
卒業試験
国家試験
に役立ちました!
リズムよく覚えられませんか?
「舌」が2つ出てきますが、
この12神経を上から数えた時、
12番目の
舌下神経の方が
「下」にありますよね??
だから
最後の「舌 ぜつ」
は舌下神経のこと。
私はこの考え方で覚えました。
学生さんで、まだ覚えられていない方、
これから入学を控えている方でも、
是非、脳神経は早めに覚えてしまって
くださいね!!